同和鉱業・片上鉄道
JR赤穂線の備前片上(岡山県備前市)から、JR山陽本線の和気(岡山県和気郡和気町)を経由し、終点の柵原(岡山県柵原町)まで33.8km(単線、非電化)を南北に走る、片上鉄道がありました。柵原鉱山で産出される硫化鉄鉱を、片上港まで輸送することが主な目的でしたが、沿線住民の通勤・通学の足としても重要な役割を果たしてきましたが、鉱石輸送の廃止以降、経営悪化により平成3年6月に廃線となり、72年の歴史に幕を閉じました。
廃止後しばらくは当時の姿を留めていたが、平成8年頃になると旧 吉ヶ原駅舎を改築、当時の車両を集め、平成10年11月に「柵原ふれあい鉱山公園」が開園した。毎月第一日曜日の展示運転や、鉱山資料館(有料)など、ひそかに人気を集めている。
柵原ふれあい鉱山公園(旧 吉ヶ原駅)
当時の駅名標。外枠が鉄パイプのいわゆる「立て看板式」。地名入りなのが当時の国鉄を彷彿させる。
駅名標その2。左写真よりもさらに古い、木枠の「立て看板式」。手書きなのがイイ味出している。
駅北側より、構内を望む。左からキハ303気動車、ホハフ2004客車、DD13-551機関車。いずれも動態保存である。
駅北側の踏切より、柵原方面を望む。駅から300m程に線路が引かれており、月1の運転展示会にて、このわずかな区間を列車が走る。

3番ホームに停車中のキハ303。車内は一般開放され、中へ入る事ができる。

車両図鑑(気動車編)

2番ホームに停車中のホハフ2004。国鉄から譲りうけたもので、気動車が15m級なのに対して客車は20mの全長を持つ。

車両図鑑(客車編)

ホハフ2004の車内

柵原駅跡

かつての駅舎は、当時の姿を留めている。

ホーム跡より、片上方面を望む。わずかに線路が残っており、今にも列車がやって来そうな感じだ。

柵原駅より先は、機関車の機回し線及び、鉱石の積み込み場がありました。鉄道での鉱石輸送廃止後はアスファルトで舗装され、トラックで積み込み作業が行われたとの事です。

その他の区間も、一部は鉄道時代の痕跡を残すものの、ほとんどが舗装され、サイクリングロード化されていました。これも時代の流れなのだろうか・・・。
柵原ふれあい鉱山公園に訪れたのが2000年4月29日の第4土曜で、残念ながらこの日は運転展示会は行われていなかったので、次の機会に訪れた時に体験しようと思う。しかしながら、神戸から岡山はあまりに遠く、なかなか機会に恵まれず、次の機会はいつのことやら…。 
 
 
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