002 木こりの泉 
どんなお話か? 
 おとぎ話として有名な、「金のオノと銀のオノ」の話を用いたお話である。普通では有り得ない、「イケメンジャイアン」が登場するのもこの話で、テレ朝系「これが日本のベスト100」でも取り上げられ、2003年末のドラえもんSPでも再放送された。
STORY 
 いつもの空き地にて、ジャイアンとのび太がキャッチボールをしていた。それを見守るスネ夫。ジャイアンがボールを投げ、のび太は受けようとするが失敗。ボールを拾ったのび太だが、ジャイアンがのび太の新しく綺麗なグローブを見て、「エラーばかりする奴にその綺麗なグローブは似合わない。俺が使ってやるから、俺の汚いグローブと交換だ!」といい、無理矢理グローブを交換させられる。
 
 悔しいあまり、泣いて家へ帰るのび太。家では、ドラえもんがのび太のパパにドラ焼きをかじられた事で泣いていた。そこでドラえもんは、「木こりの泉」という道具を出す。
 
 その道具は、昔話の「金のオノ・銀のオノ」にちなんだもので、泉に物を落とすと、女神様のロボットが出現し、落とした物よりもいい物を持って、それを落としたかと尋ねる。落とした物を正直に答えると、ごほうびにそのいい物をくれる。欲張って嘘の答えをすると、罰としていい物をくれないどころか、落とした物まで没収されてしまうというもの。
 ドラえもんは泉に食べかけのドラ焼きを落とす。女神が大きいドラ焼きを抱えて登場。「あなたの落としたのは、この大きいドラ焼きですか?」と尋ねる。ドラえもんは正直に、「いいえ、僕が落としたのは、もっと小さい、食べかけのドラ焼きです。」と答える。「あなたは正直者です。ごほうびに、この大きいドラ焼きを差し上げましょう。」と、大きいドラ焼きをドラえもんに差し出すと、泉の中へ消えていった。ちなみに、元の食べかけのドラ焼きはそのまま没収されてしまう。
 のび太も同じ要領で、ジャイアンの使っていた汚いグローブを泉で新品に取り替えた。
 
 続いて、しずかちゃん家に訪れ、しずかちゃんの古くなった洋服を泉で新品に取り替えた。その様子を見ていたジャイアンとスネ夫。早速泉で新品に取り替えたい物を家に取りに行くが、その間にのび太とドラえもんは泉を閉まって逃げる。しかし、道中でスネ夫に見つかる。
 スネ夫は古くなったラジコンを泉に落とす。女神が新品で大きなラジコンを抱え、スネオに尋ねると、スネ夫はそのラジコンを落としたと嘘の答えを言った為に、ラジコンを没収されてしまう。腹の立ったスネ夫が石ころを蹴ると、その石ころが泉に落ちる。石をぶつけられ額にタンコブを作った女神が、大きい石(…って言うか岩)を持って登場。「俺はこんなの落としてない!」と正直に答えた為、今度は正直者として大きい石を差し上げると言う。慌てて逃げるスネ夫にめがけて、女神は砲丸投げの要領でスネ夫に石を投げ、見事に命中。「正直に答えなきゃよかたのに…」とつぶやくのび太達。って言うか、あんな大きい石ぶつけられて、スネ夫は大丈夫かいな…。
 
 続いて、ジャイアンにも見つかり、ジャイアンの家へ連れて行かれる。ジャイアンは箱いっぱいのおもちゃを持ち、いっぺんに泉へ落とそうとする。しかし、バランスを崩してジャイアンが泉に転落。その後、泉から女神が登場するが、その女神が手に持ったものとは…なんと、
 
  イ ケ メ ン の ジ ャ イ ア ン ! !
 
のび太達はもちろん、落としたのは汚いジャイアンだと正直に答える。結果、イケメンのジャイアンを渡されてしまう。顔だけでなく、心も言葉遣いも綺麗なイケメンジャイアン。めでたしめでたし。
 
 な訳がない。元の汚いジャイアンはどうなる?案の定、汚いジャイアンは泉から出ようと必死にもがくが、女神は必死に沈めようとするのであった。
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